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サンマルツァーノ

5月31日 水曜日
えーっと、昨日の書き込みで、今作っている品種以外のトマトは当面作らないとかなんとか書いたような気がするが、実は去年、調理用トマトの代表格、サンマルツァーノ種の種を買っていたのだ。とりあえず芽出しを人に頼んでやってもらっていた。芽が出たので今日引き取ってきたのだが、うちのハウスにはもう植える場所が無い。とにかくもう少し成長させてポットに移植しようと思う。今植えている品種と違いはいわゆる固定種であり、より原種に近いものだということなので、あまり神経質にならずともなんとか育つはずである。

ちなみに、うちのトマトは「麗夏」という品種である。これは、トマトの全国生産量の7割を占めると言われる「タキイ種苗」の「桃太郎」に対抗して、「サカタのタネ」が満を持してブランド化した「王様トマト」の指定品種である。
「桃太郎」は基本的にまだ青いうちから収穫し、市場を流通する過程で追熟することを前提とした品種だと思う。完熟した状態では果実が柔らかく運搬に気を使うのだろう。
僕の場合は消費者に直接販売していこうと考えているので、畑でしっかり完熟させ出荷する品種がいい。サカタの「王様トマト」はそんな「畑で完熟」タイプのトマトなのである。畑で完熟させるため、リコピンやグルタミン酸などの栄養素も多めで、果肉がしっかりしているのが特徴。

主な出荷先は「ひばごん生鮮便」を予定している。庄原市の3セク「ひば西城まちづくり開発公社」が広島市江波に開いている直売店だ。
広島市江波の皆様、今年の夏は一味違うトマトを味わうことが出来るはず。もうしばらくお待ちください。って、まだ花も咲いてないけど。
sanmaru.jpg

サンマルツァーノ種トマトの苗。芽が出たばかり。本場イタリアの味が食せるのは当分先の話である。
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定植、したけど寒い

トマトについての書き込みをしばらくしていなかった。
もちろん、着々とトマトは育っているわけだが、今年は寒い日々が続きどうも育ちが良くない気がする。まぁ、初めてなんでよくわからんが。前回は確か、ポットに移植したことを書いたはず。最近の作業をまとめて記録しておこう。

5月12日 月曜日
以前堆肥を投入した話は書いたが、普通トマトは石灰なんかを入れて、土壌のpHを調整するらしい。とりあえず地元の農協が土壌検査をしてくれると聞き、スーパーのレジ袋に土を詰めて持っていく。
pH4.8、EC0.25。思いっきり酸性で、堆肥成分少なすぎ、と言う結果。苦土石灰と肥料を投入する。有機農法みたいなことも考えないことは無いが、何にも知らん僕は、とりあえず教科書通りの作り方をしてみることにする。

トマトを本格的に作ってみようと思う、という話をすると、ほとんどのヒトが、「有機でやるんか?」とか聞いてくる。有機だとかなんとか農法だとか、僕も興味があるし、中玉トマトや加熱用トマトもほんとは作りたい。しかし、普通のトマトを普通に作ることも出来ていないうちから、その先に手を出すのは時期尚早もええとこなので、一生懸命自粛しているのだ。

5月21日 日曜日
夕方、ついに定植する。本当は、最初の花が咲いた頃に定植するようだが、寒い日が続きどうも育成が遅れているようで、これ以上待っても花芽も出てきそうにない。思い切って植えることにした。

5月27日 土曜日
定植して10日、とても元気に育っているが、まだ花芽がでない。じっくり観察すると、花芽の元みたいなものがちょっとついているのを発見。これが花になり実がつくのかしらん。ついでに、ちょっと脇芽っぽいのが出てきていたので取って歩く。摘み取った脇芽を嗅ぐと、濃いトマトの香りがちゃんとする。すごいな。
haname001.jpg

先っぽの新しい葉っぱの塊の中に、黒い粒々が見える。これがトマトになるのであろう。たぶん。
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Author:HIBAGON
素人トマト事業も6年目。何年たっても素人なトマト。今年はどんなトマトができるのか。

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