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ラストトマト

昨日ウチに帰ってみると、出荷用のコンテナに2つトマトが並べてあった。結構とれたなぁ、と思ってみると1つのコンテナのトマトは痛みが激しくてとても出荷出来そうにない。しょうがないのでもう1つのコンテナのトマトを袋詰めしようと準備する。重さを量りながら一個づつ確認していくと、やはりまともなモノが少ない。う~む、がんばって袋詰めしても2袋が良いとこか。しばらく眺めていたが出荷をあきらめる。

ついにウチの麗夏ちゃんも終演を迎えたか。終る終るといいながら1ヶ月以上引っ張ってきたが、今度こそ本当に終りである。この辺でキリを着けて冬の準備をしなければ。枯れたトマトを全部引っこ抜いて処分したり、雪で押しつぶされないようにハウスのビニールを全部巻上げたり、やっておかなければいけないことは多い、らしい。収穫は終了したがもう少し忙しそうである。
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最後のトマトの内の2つ。ダルマというか、タラコというか。
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番外編蕎麦紀行レポート2

今日はウチの奥さんがお休みなのでトマトの収穫をしているはず。昨日の朝、比婆山では雪が降ったみたいですんごく寒い。ウチの周りでも朝はアラレ混じりの雨が降っていた。いい加減にトマトも整理してしまわないと本格的に雪が降ってくるとビニールハウスがやばい。去年は12月の頭にドカ雪が降ってウチのまちでもかなりのハウスで被害が出た。今日の収穫の様子を見てボチボチ終わりにしなければ。

さて、蕎麦紀行の続きである。
唐沢集落で満腹になった気まぐれ40男3人+50男1人衆は宿泊場所である白馬村に向かう。途中O氏の希望で穂高町「大王ワサビ農園」に立ち寄る。ここで1本800円のワサビを土産に数本買いワサビソフトクリームを食べる。蕎麦紀行のつもりだったが、もう普通の観光旅行である。目に付いたものを食べ行きたいところに行く。晩飯はガストでハンバーグを!との声も出る始末。たしかに蕎麦は美味しいんだけれども、こればっかり食べてるとさすがにガッシリしたものが食べたくなってくるなぁ。「ご飯」と「肉」が恋しい。

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大王ワサビ農園を出発して白馬村へ。この辺りは松本盆地というのかな?標高はたぶん僕の住んでいる辺りと同じくらいかと思うが、凄く広い盆地である。普通に車で走っていて遠くに見える山波が凄い。手前に見える山のさらに向こうに北アルプスがそびえる。こんな風景を毎日見て育ったヒトに悪いヤツはいないな。たぶん。

なんだかんだで、普通の寿司屋に入り普通の定食(僕はさばの味噌煮)を食べてビール買って宿に入る。宿は「グリーンバレー白馬」というレンタルコテージ。4人で泊まるには広すぎるくらいのコテージ。しかも格安。ビール1本飲んで10時には寝てしまった。

翌朝はまず栂池高原を目指す。この辺の地理に詳しいI氏のお勧め。朝から良い天気。ロープウエイで一気に標高2,000mまで登る。本格的な冬の到来を目前に控えてシーズンオフなのか人影もまばらだ。ロープウエイも僕たち4人と、遭難予定者風の老夫婦のみ。雪化粧した白馬岳が美しい、と思っていたらガスがかかってきて見えなくなった。栂池を貸し切りのつもりで散策していると後ろからドヤドヤとたくさんの観光客がやってきた。僕たちが登った時間が早すぎただけだった。

お昼くらいには出発しないと今日中にウチに帰れないかもしれないので、今日はちょっとだけ急ぐ。あと2軒の蕎麦屋に行く予定だったが、どうも1軒しか行けそうにない。気になっていたのは韃靼(だったん)蕎麦といわれる中国(モンゴル?)系の蕎麦。独特の強烈な風味があるという。もう1軒は蕎麦プラス地域の料理が美味しいというお店。場所を確認すると後者が距離的に近いということでそちらに向かう。

道に迷いながらお店に到着。倉を改造したような雰囲気のお店。(店名を忘れてしまった!)おやき定食、とうじ定食など色々メニューはあったが僕はやっぱり蕎麦定食。更科っぽい色の白い上品な蕎麦だったが、蕎麦の風味も強くとても美味しい。つゆもあっさりしていて良い感じ。今回の旅ではここの蕎麦が僕的には一番好き。おやきも美味しそうだったがこれ以上は食べられそうになく断念。午後2時くらいに長野道に乗り帰路につく。途中SAでおやきを食べる。うーん、美味しいけどやっぱり本場のちゃんとしたおやきが食べてみたかった。唯一の心残りである。あ、あと韃靼蕎麦ね。
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名前を忘れたお店の美味しい蕎麦。奥にチラッと見えるのはヤマメ(だと思う)の干したヤツをカラッとあげて甘辛いつゆに浸したもの(だと思う)。サクサクと香ばしい。
※追記:お店の名前が判明。穂高町の「小幡」。しかし、「穂高」だの「安曇野」だの「白馬」だの、この辺はカッコいい名前が多いなぁ。

番外編蕎麦紀行レポート

最近番外編ばっか。

40男4人で長野まで蕎麦を食いに行ってきた。40男4人と思っていたら、その内1人は既に50男であることが道中判明する。それぞれの仕事が終った午後8時、I氏の車に乗り合わせて出発。途中おやつを買い込んで(子供か!)新見ICから中国道に乗る。新見からはI氏に替って僕の運転。I氏の車はVolkswagen Vanagon。ハンドルは重いわ右ハンドルのくせにウインカーは左だわ大変なのだが、高速に入りスピードがのると怒濤の直進性と鬼のようなトルクを発揮する。そのまま一気に中国道を走りきり名神高速へ。養老SAでE氏と交代。後部座席で熟睡している間に中央道駒ヶ岳SAに到着。時刻は4時過ぎ。目指す伊那ICはすぐそこ。ここでちょっとみんなで仮眠をとることにする。

目が覚めて6時。さすがに蕎麦屋が開いている時間じゃない。すると無類のパン好きであるI氏が「伊那から1時間くらいのところに出来立てパンが食べられる道の駅がある!」とかなんとか言い始める。コラコラ。今回は蕎麦の旅でしょ。蕎麦しか食べないっていう男の誓いはどうなったの?まぁ、そうはいっても朝飯食べんとどうにもならないので、とりあえずそっち方面に向かうことに決定。伊那ICで降りて国道361号線を東に走る。高遠町というところに到着。まだ午前7時。高遠城趾公園という所を発見し見学。どうやら日本有数の桜の名所らしい。のんびり散策。この高遠町という所、町並みの落ち着いた雰囲気が不思議に心地よい。O氏が「高遠饅頭」という看板を発見。車で走っていると高遠饅頭のお店まで発見してしまい、しかも早朝から営業していた!当然立ち寄ってお買い物。僕もO氏におごってもらい高遠饅頭1個食べてしまった。

蕎麦旅行にやってきてパン屋に行く途中饅頭を食べてしまうという愚行を犯してしまった僕たちは、一路道の駅「南アルプスむら長谷」へ。出来立てパンが出来る午前9時まで道の駅でだらだら過ごす。ここのクロワッサンは美味かった!急ぐ旅でも無いので10時過ぎまでボンヤリ。重い腰をあげてついに第1号蕎麦屋を目指して走り始める。

今回の蕎麦紀行、記念すべき1食目は木祖村の奥、野麦峠の手前、奈川村の旅館「仙洛」の投汁(とうじ)蕎麦である。投汁蕎麦とは、土鍋で煮立っている出し汁に手かごに入れた蕎麦をくぐらせて食べる、しゃぶしゃぶ的な蕎麦なのである。出し汁は鳥出しで、野菜やキノコがたくさん入っている。うむ!美味しい。1人前が思った以上にたくさんあり、結構腹が膨らむ。
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上の土鍋の中で蕎麦をさっと暖める。

間髪入れず第2号蕎麦屋を目指す。次は本命の山形村「唐沢集落」である。ここは集落のほとんどの家が蕎麦屋という「蕎麦集落」である。まずは「そば幸」から。キレイに手入れされた庭を通ってお店に。
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お店といっても普通の旧い民家で、ふすまを外した広間に通される。午後1時くらいだったがほぼ満員。もりそば600円を注文。蕎麦が出るまで蕎麦茶で一服。この蕎麦茶がまた美味しい。出てきた蕎麦はいかにも田舎風、ちょっと色黒で太さもまちまち。口に入れるとパシっと角の立つ締め具合。噛みしめると蕎麦の香りが広がる。うむ、美味しい。
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蕎麦集落2軒目は「水舎」。唐沢集落の蕎麦屋はほとんどが民家なのに対してここは珍しく「蕎麦屋」らしい店構えの店。お客さんも行列が出来るほど多い。しばらく待たされて席に着いたが、ここからさらに待たされる。結局1時間近く待ったところで蕎麦が出てきた。僕はうかつにも居眠りをしてしまい、蕎麦の写真を撮りわすれてしまった。ここの蕎麦は「そば幸」と違い、切り方が丁寧、というか、きっちり切り揃えてある。若干粉が荒いのか表面がざらっとしている。のど越しは「そば幸」のほうがいいな。蕎麦の香りもあっちのほうが強かった。待たされたせいか評価も辛口である。普通盛りだったがかなり量が多かったため、みんな満腹。唐沢集落での蕎麦屋巡りは2軒で終了。
つづく。
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ということで、ここのそばの写真はナシ。

番外編そば紀行

昨日は予定どおり少し早めにウチに帰りトマトの収穫をした。最近家のヒトに収穫を頼むことが多かったので、自分でとるのは久しぶりである。さすがにぶら下がっている玉が少なく、大した収量は無いかと思ったが、思いの外たくさんとれた。10月後半から、トマトの色味が変わってきている気がする。同じ完熟といっても、8月9月のモノと違い、じっくり時間をかけて熟すためかちょっと朱色がかった赤、といった感じ。寒くなってとれるトマトは皮が固くなる、と聞いていたが、ウチの麗夏はそんなこともなく、むしろ柔らかくよく気をつけないと傷を付けてしまうような繊細な感じになってきている。どっちにしても霜が降るまでの命だとは思う。

今晩からあさってまでの日程で長野まで行く。いつものI氏と、野菜農家O氏、しいたけ農家E氏と僕の4人で蕎麦食い旅行に行くのだ。松本市に「唐沢地区」という集落がある。10数件の集落のうち11件ぐらいのそば屋が並んでいるという嘘みたいなそば集落なのだが、そこを中心にして2日間蕎麦を食いまくるというハードな日程なのである。旅行中はそば屋のメニュー以外は食べてはならぬ、という「スーパーサイズミー」みたいなルールを自らに課すという、40代男4人の意地をかけた蕎麦紀行の始まりである。
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昨日収穫したトマト達。意外とキレイでしょ?

本日収穫(予定)

朝晩とても寒くなってきているが、毎日良い天気が続いていて日中は結構あったかい。ビニールハウスも気をつけて開閉してやらないと昼間はかなりの高温になる。そのせいか、1週間に1度の収穫時にはそれなりに赤くなったトマトがとれる。今日も早めに帰って収穫予定である。先週は出荷したモノ以外の規格外品を職場にもっていって大好評だった。トマトの木自体はかなりボロボロになって枯れかけているが、新しい脇芽がどんどん生えてきてジャングル状態になっている。ここんとこ脇芽かきもせずほったらかしなので、新しい脇芽や花が咲いたりしてトマトっていうのはホントに強い植物なのだなと感じる。先日農業新聞に2年越しでトマトを育てる話が載っていたが、冬さえ上手に越せば不可能じゃないなと思う。またこの枯れかけた木に生っているトマトが甘くて美味しい。週1の収穫がいつまで続くのか、僕にもわからないのである。
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伸び放題の脇芽に咲き放題の花。
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HIBAGON

Author:HIBAGON
素人トマト事業も6年目。何年たっても素人なトマト。今年はどんなトマトができるのか。

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