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初モノ

アイコの色づきを確認して数日経ったのだが、かなり真っ赤になってきたので収穫してみた。1コだけじゃ寂しいので、他にも熟したものを探して結局2コ収穫。さぁ、たった2コのアイコをどうしましょ?とりあえず記念写真。
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持ち帰って重さを量る。14gと15g。まだちょっと小さめか。1コは真っ赤に熟れているがもう1コはまだオレンジっぽい色合い。真っ赤な方を切ってみる。皮がパンパンに張っていて切りにくい。ザックリ2つ割りにするとあふれる果汁。物凄く瑞々しい。普通のミニトマトのように果肉が薄くてゼリーだけ、みたいなことはなくミニトマトとしてはかなり肉厚である。ゼリー部分だけでなく果肉部分がとてもジューシーな感じ。切った半分を食べてみる。うむ、甘味よりまず酸味が来る。しかしとても爽やかなすっぱさだ。なんだろう?独特の風味があるな。ミニトマトは独特の風味が感じられるものだが、それとも違う。果物っぽい。それに食感が面白い。皮が「パリッ」というか「パキッ」というか「ポリン」としてて、果肉がしっかりしてるから余計に果物っぽさが強調される。普通のミニトマトをイメージしてるとビックリするはず。初モノだけにあまり期待はしていなかったが、ひとくち目で「美味さ」を感じられた。結局残りの半分も自分で食べてしまった。

残った1コを職場の近所のショッピングセンターに持ってく。去年麗夏を出荷したスーパーだ。初収穫の報告もあるがココに置いてある糖度計を使わせてもらうためだ。初収穫のアイコがどれほどの糖度があるのかを調べてみた。結果は5%。まだまだ低い数値だが一番果であるコトを思えば立派なもんかと。僕が食べてしまった真っ赤な方を測定すればもっと良い数字が出たかもしれない。
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業界用語で言うところの「シズル感」バッチリのアイコ。21本しか植えていないのが悔やまれる。
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雨の1日

今日は朝からみんな出かけて、ウチには僕ひとり。ゆっくり起きて9時ごろからハウスにご出勤。雨が降ったりやんだり。とりあえず昨日の草取りの続き。2時間ほどの作業で一応草取り完了。雨降りなのでハウス内でも涼しくて作業も楽である。お昼までチョット時間があったので、アイコの枯れた下葉を取り去る。もともとアイコは幹も細く葉っぱも少なめなのだが、思い切って1段目の果房付近から下の葉っぱを切り落とす。去年は麗夏の下葉を切るかどうかで悩んだが、今年は早めに処理してしまおうと思ってる。
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下葉が無くなってすっきりしたアイコ。ちょっとすっきりし過ぎか?

午後から野菜農家O氏を訪ねる予定だったが、カングーのエンジンが調子悪い!一応かかるのだが、アクセルペダルから足をはなすとエンジンが止まる。しばらく空ブカシをして無理やりセレクタをDレンジに突っ込み走り出す。近所をグルッと回って家に帰りエンジンを切る。5分ほどおいて再びエンジンを始動すると、普通にかかる。なんだったのかよく解らないが、不安なので今日は外出を控えることにする。この雨が原因かなぁ。頼むよぉ~カングーちゃん。
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関係ないけど今日のシシリアン・ルージュ。浮き上がる模様がエイリアンの頭みたい。

草取りまくり

今日は朝から良い天気。8時ごろからボチボチ脇芽掻き&誘引作業を始める。ふだんあまりトマト達を見てやる時間がないので、まとめて作業を行う週末は新しい発見も多い。こないだから色づき始めたアイコは、ずいぶん背が高くなり1段目・2段目の果房は小さい実が鈴生り。3段・4段目に花が着き6段目の芽が出始めている。しかし、かなり遅植えだったためか、下葉が枯れ始めている。カビっぽいところもあった。明日、枯れた下葉を切除する予定。
シシリアン・ルージュはすこぶる順調、だと思う。盛んに開花し1段目にはドングリ状の実がたくさん着いている。
麗華は幹がずいぶん太くなった。今年は最初っから堆肥過多の現象がおきている。というか、去年もこんな感じだったかもしれない。1段目にたくさん実が着いてきた。大きいモノでピンポン玉大だが、ほとんどはまだパチンコ玉程度。

脇芽掻き&誘引はお昼前に終了。ちょっとゴロゴロして午後からハウス内の草取りを実施。以前からハウスの中の雑草が気になっていたのだが、なかなかまとまった作業時間がとれなかったため伸び放題の草ボウボウになっていた。畑に雑草がはびこるのが良くない理由は、野菜が吸収するはずの養分を横取りするとか、病気や害虫の温床になるとか、色々考えられると思う。しかし、僕的に一番しっくり来るのは「見苦しい」ということか。僕はホントにだらしない性格で、仕事場の机周りは冗談じゃないほど見苦しい。そんな僕が言うのもなんだが、畝と畝の間や、ハウス内の角の辺りにわけの解らん草が生えているのを、そのままほっとくのはどうもイヤだ。屋外で1反も2反もあるような畑なら諦めもつくが、ウチのハウスは2棟あわせても300平方メートル程度。手でとって廻ってもタカが知れているのである。それに、1回徹底的に草取りをしとけば、後の管理がすごく楽なのである。

地面に這いつくばって草をむしる。ハウス内はとても暑い。2時間ほど作業をして本日は終了とする。まだかなりの面積が残っているが、無理をしないことにする。気力が残っているうちにやめとかないと、明日の僕がやる気を無くすと困る。明日の僕は今日の僕ほど機嫌が良くないかもしれないからね。明日の僕に残りの草を任せて今日の僕はもう寝る。
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ピンポン玉大の麗華。真っ赤に熟れたトマトも良いが、この頃の純粋無垢な感じのトマトはホントかわいい。

アイコ色づく!

今日は雨、である。梅雨に入って蒸し暑い日々が続いてきたが、今日になってやっと本格的な雨降り。それでも一応出勤前ハウスにトマト達を見に行く。行ってみてビックリ。アイコが一個だけ赤くなってる!ミニトマトのアイコは、お友達のO氏がかなり早い時期に種を蒔いて育てた苗で、定植時には花どころか既に実が着いていた。下葉が黄色くなって老化の症状が現れるほどになっていたし、定植後も激しく徒長していたので、かなり早めに収穫時期を迎えるなぁ、とは思ってたんだけど。一番果だし、あまり美味しさには期待できないが、それでも赤く色づいたトマトを見るとかなり嬉しい。この調子で熟れていくようならボチボチ出荷についても考えないといけないかも。まぁ、アイコは21本しか植えていないので、本気の出荷にはならないが、そのうちシシリアン・ルージュあたりが良い感じになってくるんじゃないだろうか。脇芽掻きと誘引作業で終った去年とは違って、今年は収穫も楽しめる6月・7月になりそうである。
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突然赤くなったアイコ。よく探したらもう一個熟しているのを発見した。突然変異、というわけではなさそうである。

去年の素人トマト事業 結果発表

去年思いつきで始めた素人トマト事業。今思えばアホっぽいが、最初思いついた時は2~3棟ぐらいハウスを建ててやろうとか考えていた。実際にコトを始めてみるとしがないサラリーマンの僕には、そんな財力も時間もなく、1棟建てるのが精一杯だった。脇芽掻きなどの作業も頑張りながら、とらぬトマトの皮算用をしたりして、ハウスの建設費を回収することを目標にしていたわけだが、現実はけっこう厳しい。実際にどの程度経費がかかり、どの程度収入があるのかを実践してみるのが去年の目標だったわけだが、そのことを記録していなかったことに気がついた。

おかげさまで去年は、収穫したトマトはほぼ全量販売することができた。もちろん腐ったものや、穴あき果など、どうしようもないものは除いて、の話だが。260本の苗から収穫して販売できたトマトの総量は約1.2t。1本で4.6kg。トマトの総売上げ255,689円、kgあたり213円、苗1本あたり980円。
かかった経費は、296,971円。そうなのだ!赤字が出ちゃった!ちなみにこの数字は、今年の確定申告からのデータであり、正真正銘41,282円の赤字なのであった。
まぁ、初年度なので初期投資がかなりかかった。ハウス自体は減価償却で3万円ほどが計上されているが、建ててもらうための人件費はまるごと12万円ほどかかっちゃってるし、イボダケ(誘引するための支柱)も思ってたより高くついた。

今年は、調理用の品種を中心に本数を増やしたが、去年ほど経費はかからないと思われるので、今年こそ黒字決算ができる、はずである。儲けた金で今年も蕎麦旅行に行くのである。今年の成功のカギは調理用品種が握っている。こいつらがどれだけ売上げを伸ばしてくれるかで、貧乏旅行になるか、蕎麦食い放題旅行に新しい自転車がオマケで付いてくるかが決まるのである。遊び半分だが、残りの半分はチョー真剣なのである。
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そんな皮算用を知ってか知らずか元気に根付いたサンマルツァーノ。

成長著しいトマト達

昨日(16日)、サンマルツァーノ48本を定植。去年は7月に入っての定植だったので、今年はかなり早い。ポットから土ごととりだして、マルチを張った畝に穴を掘って植えていく。自分で種から育てたものとは思えないほど元気でいい苗だ、と思う。これでやっとウチのトマト達も全て定植が済んだことになる。
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ポットから外したサンマルツァーノの苗。根がしっかり張っている。

サンマルツァーノ定植の後、シシリアン・ルージュ、アイコ、桃太郎、麗夏の脇芽掻き&誘引作業を行う。しかし一気に品種が増えたなぁ。こんなはずじゃなかったのに。
麗夏を見ると、1週間前に脇芽掻きをしたのは確かなのだが、それが信じられないほど立派な脇芽が茂りまくっている。早速脇芽掻きにとりかかる。去年の今ごろは、他の葉っぱを傷つけないようにかなり慎重に作業をしていたが、今年は慣れたもんで最初っから大胆にポッキンポッキン取っていく。作業中に1段目の花芽に小さい実が着いているのを見つける。去年より5日ほど早い。全体の状況は、1段目と2段目に花が着き、3段目の花芽が出始めている、といったところか。
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一部で玉が着き始めた麗夏。去年やったとおり花びらを丁寧に取ってやった。

桃太郎もまだ玉はついていないが概ね麗夏と同じような状態。アイコは定植が遅かったこともあって、ずいぶん背が高くなっている。そのかわり幹はかなり細め。こういうのを「徒長している」というのか。1段目と2段目で親指の先ぐらいの実がたくさん成っている。3段目、4段目に花が着き、5段目の花芽が出始め。
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こんな感じで鈴生りになっている。収穫は案外早いかも。

シシリアン・ルージュでも小さな実を発見。花芽も4段目まで確認できた。ミニトマト系は成長が早いのか。こちらも徒長気味な気がするが、初めてなのでよく解らない。
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シシリアン・ルージュの実。アイコと似た感じだが、とんがったお尻がかわいい。

「脇芽掻き」長い旅路の始まり

サンマルツァーノ達をポットに移植して1週間。かなり立派な苗になってきている。来週ぐらいには花芽もでそうだ。去年と比べるとずいぶん早い。この調子なら今月中に定植、開花までいくんじゃないのか?去年は麗夏につきっきりで、サンマルツァーノの事はあまり記録していなかったが、今年はしっかりレポートしていきたい。(といいつつ写真を撮り忘れた)

さて、開花が始まった麗夏。昨日今年始めての脇芽掻きと誘引を行った。久しぶりの作業だが、身体が覚えているのか凄く手際が良くて自分でビックリする。手袋が真っ黒になってトマト臭が香る。う~む、懐かしいなぁ。花は咲き始めたが、去年に比べてまだ苗の伸び具合が悪いような気がする。去年は6月中に3段目の花が咲くとこまでいってたようだが今年はどうだろう。1本ずつしゃがみ込みながら脇芽掻きと誘引をしたが、今日になって足が筋肉痛になった。自転車であれだけ走っても筋肉痛にはならなくなったが、農作業は1日やっただけでこの有り様。使う筋肉が全然違うんだろうなぁ。自転車で鍛えた足は、自転車でしか能力を発揮できないらしい。
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四国で見てきたヒモで吊り下げ方式の誘引は断念。去年どおりのイボダケ&誘引テープ方式を採用。

麗夏も開花

今朝、麗夏の花が咲いているのを発見。まだ一部だが、去年は11日に初めての開花を確認しているので、今年の方がチョット早い。定植が1週間遅れたが、結局はほぼ去年並の育成状況となったようである。思ったより早く咲いた。てことは収穫が始まるのはやっぱり8月アタマか。こっから2ヶ月弱、去年はずいぶんじれったく感じたなぁ。さぁ、明日は今年初の誘引と脇芽掻きを行う。そういや、雑草もかなりのびてきていたようなので草取りもしとかないと。う~む、だんだん去年の事を思い出してきた。
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朝露に濡れる麗夏の花。今日は午後から激しい雨とヒョウが降った。ハウスは無事だったがビックリした。

花が咲いたーシシリアン・ルージュ

トマト達にチョット変化があったので記録。去年もそうだったけど、定植してからの成長が凄くいい。ほぼ毎朝、出勤前に観察するのだが、見るたびに大きくなってる気がする。今朝はシシリアン・ルージュに花が咲いているのを発見した。結構しっかり咲いているので、おそらく昨日辺りから咲き始めていたに違いない。苗の大きさは麗夏と同じくらいだったので油断していたが、この調子でいけば7月中旬には収穫が出来るのではないか?麗夏などの大玉トマトと違って玉が小さいので、早めに熟しそうな気がするのだがどうなんでしょ。
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アイコの方はこんな感じでもう実が着いてきている。こちらもポットの中で枯れそうな感じだったが、定植してから息を吹き返したみたい。ボチボチ脇芽をとる作業が必要である。
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ついでに麗夏も載せておこう。こないだまでポットに入っていたのが信じられんぐらいに大きくなってきた。去年は花芽を確認してから花が咲くまで10日ほどかかっているので、黄色い花が咲くまでにはもう少しかかると思われる。
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定植10日目

なんだかんだで、定植してから10日が経った。小まめに記録しておかないと後で困るのでとりあえず写真だけ残しておこうと思う。ポットの中で窮屈そうだった麗夏は、定植して色も良くなり元気そうな感じになってきた。小さな花芽も出てきてる。去年の今ごろは初めての脇芽掻きをして手が真っ黒になった。今年は定植が1週間遅かった分、少し成長も遅れぎみかもしれない。
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支柱は今週末に立てる予定。また脇芽掻きと誘引の日々がやってくる。

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シシリアン・ルージュも麗夏と同じぐらいの大きさ。やっぱり小さな花芽が着き始めている。期待の新人である。

アイコはポットに植わっている時から既に花が咲いてしまっていた。今は花どころか小さな実がたくさん着いている。このまま順調に成長すると6月中には収穫が出来るのではないか?こちらも期待の新人ではあるが、本数も少ないし、ほとんど自家消費で終ってしまいそうな気もする。たくさん出来たら出荷しよう。
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定植

先週の日曜日(27日)に麗夏たちを定植した。畝(1.2mぐらいの幅で土を盛って台形に整地する)を立ててマルチ(黒いビニールのフィルム、雑草の防止と地温の確保が目的)を張る。今年は30mハウスと18mハウスの2棟をトマト用として使う。30mハウスは去年より畝の長さを伸ばして270本。麗夏を265本植えたところで苗が無くなったので5本ほど桃太郎エイトを植える。18mハウスは思ったほど本数が入らず144本。シシリアン・ルージュ48本、アイコ21本、桃太郎エイト27本、残り48本はサンマルツァーノの予定。大小のハウスあわせて414本。

本数はかなり増えたが、メインはやっぱり麗夏である。去年は評判もソコソコ良かったので、今年もちゃんと出来さえすればそれなりに売れてくれると期待している。問題はその他の品種である。シシリアン・ルージュは去年話題にはなったが、僕的には未知の品種である。上手に作れるか解らないし、それ以上にどうやって売ろうかと思うとチョット不安である。そうはいっても48本と、自家消費だけで消費できる量じゃない。サンマルツァーノもそうだ。この手のトマトは一般消費者に売るのはチョット難しいかと思うので、レストランなどへの卸を考えているのだが、ちゃんと出来るかどうか不安なので、まだ本気で営業する気になれない。7月ぐらいになって概ね目処が立ってきたらお店を廻ってPRしてみようと思っている。

サンマルツァーノ以外の366本を夕方までかかって植えた。水をしっかりやって作業終了。意外と時間がかかったが、近所のヒトが1人手伝いに来てくれて助かった。去年から僕のトマト作りに興味を持ってくれていたヒトで、いつか手伝いにいくから、と言ってくれていたのだがホントに来てくれるとは思わなかった。こうやっていろんなヒトが興味を持って、自分のハウスを建ててトマトを作ってくれるようになるとおもしろいのになぁ。
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サンマルツァーノを植える場所(向かって左側の畝)を残して植え終わった畑。

そして今日はサンマルツァーノたちをポットに移植した。時期的にはかなり遅くなってしまったが、種を蒔くのが遅かったのでしょうがない。苗自体は元気なので、ここからの追い上げに期待しよう。今日も親父はゴルフなので一人でボチボチ作業する。芽が出た苗を数えてみると、サンマルツァーノ88本、ジェノベーゼ45本、ハインズ22本。サンマルツァーノ48本はウチに植えるとして、残り100本あまりはI氏の畑に持って行く予定。I氏の畑の準備もそろそろしないと。なんだかんだで500本以上のトマトを作ることになってしまった。大丈夫かな。
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今回は「JAの土」使用。指でズボズボ穴を開けて苗を放り込む。早く大きくなってね。
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HIBAGON

Author:HIBAGON
素人トマト事業も6年目。何年たっても素人なトマト。今年はどんなトマトができるのか。

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