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気持ち悪くてすいません

ついに糖度計を買ってしまった。去年、トマトを始めた時、買う寸前までいったがなんとか我慢した。んが、今年は色々な種類のトマトを植えたこともあり、我慢できずに買ってしまった。だってシシリアン・ルージュや麗夏がどれほどの糖度まで行くのか知りたいじゃん。最近のシシリアンはずいぶん甘くなってきているし。もちろん、甘さを決定づけるのは糖度だけじゃなくて、酸味とのバランスだということはよく解っているつもりだし、甘いだけがトマトの価値だとも思わない。糖度はトマトの味のひとつの要素に過ぎない、けど、欲しかったんだからしょうがない。もう買っちゃったもんね。んで、早速計ってみる。
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生で食べても美味しくなってきたシシリアン・ルージュだが、今朝も収穫をしながら真っ赤に熟れたヤツを食べてみるとビックリするほど甘い。糖度計にかけてみるといきなり8%オーバー。何個か計ってみたが概ね7~8%。基本的に調理用の品種だと思うが、なるほど生で食べても美味しいわけだ。麗夏も試してみたが、こちらも6%後半から7%台。酸味があるのでそれほど甘味を感じるわけではないが、美味しさには貢献しているはずである。これから9月に入りトマトはもっと甘味を増す。シシリアン・ルージュがどこまで行くのか興味深い。

このブログは一応育成記録なので、良くない話も書いておかないと。去年も発生した害虫が今年はちょっと多いような気がする。まず目立つのが「アザミウマ」である。以前もトマトの白斑の事を書いたが、収穫したトマトに無視できないほどの確率で発生している。少々の傷やお尻の黒化はキズモノとして販売できるが、アザミウマの白斑入りトマトだけはどうにもならない。家で食べるのもイヤだ。実が小さいうちから被害が出ているので、未熟なうちに採ってしまうほうがいいだろう。

今年多いのが青虫の食害である。トマトの幹に5mmぐらいの穴を開けていたのが、ここんとこ果実にまで被害が広がっている。収穫していて、黒いツブツブ状の塊を発見して周囲を探すとトマトに穴が開いている。黒いツブツブはそのムシのウンコなのだ。小さい青い実から熟したモノまで、被害果は様々。
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ご覧のとおり見事な穴である。し・か・も、まさかと思ってこの実を足で踏んで割ってみる。すると、あろうことか、生きたムシがこのトマトの中にいるのである!ぎぼちわる!写真にとってネットで検索してみる。この手のムシでよく聞くのは「ヨトウムシ」である。お友達のO氏の畑にも発生しているみたいで、トマト以外にもピーマンなんかに被害が出るらしい(ピーマンは被害果を割ってみると、数匹出てきたりしてビックリするらしい)。ネットにある写真をよく見ると、ウチの青虫は「タバコガ」の幼虫ではないかと思われる。生態もヨトウムシとよく似ているみたいだし、大きくなってトマトの実の中に入ってしまうと殺虫剤が効かないのも同じ。とにかく被害果を取り去り、ハウスの外で足で踏んで潰す。青虫が小さいうちは薬も効くみたいなので、近いうちに防除するかもしれない。
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こんな写真載せたくはないのだが、記録しておく。体長4cmくらいか。
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シシリアン・ルージュ大量収穫続く

しばらく更新が止まってしまっていた。大したアクセス数も無いくせに、更新をさぼると「最近書いてないねぇ」とか言われてしまう。結局、ほぼ身内のヒトにしか見られてないって事なんじゃないかと。

さて、更新が止まっている間もどんどんトマトは育つ。今年の夏は、なんだか週末がとても忙しく、思ったようにトマトの管理ができていない。それでも育つ。前回の更新でシシリアン・ルージュの大量収穫をお知らせしたが、その後も収穫のたびに数キロ単位で採れている。先日、昨年もトマト屋さんとして参加した「ひろしまクロスカントリー大会」へ出店するため、ちょっと溜めといて収穫したところ、15kg!も採れてしまった。昨年は麗夏30袋であっという間に売切れてしまったが、今年はシシリアン・ルージュ15kg、麗夏60kgをズラッと並べて、氷水で冷やしながら量り売り方式で販売した。これまで小売りで苦戦しているシシリアン・ルージュだったが、妙に好評で、麗夏より早く売切れてしまった。たしかに採れ始めの頃と比べて、糖度も増して生食でもかなり美味しくなってきていた。ただ、ちょっと皮が固くて、好き嫌いがはっきりしそうな気はする。もう一度ヒバゴン生鮮便などへの出荷を始めてみようかしらん。
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ジャングルと化したシシリアン・ルージュ。それでもトマトは育つ。

シシリアン・ルージュ大量収穫

ちょっと更新をさぼっている間に、台風は来るわ大量出荷するわで大変だった。まずは台風だが、結果から言うと、まぁ大したことなかった。今回は雨よりも風がひどくて心配したが、ハウスもトマトも無事。それよりも、万が一台風でダメになった時のことを考えて、シシリアン・ルージュを収穫したら6kgも採れてビックリした。さらにビックリしたのは、採ったシシリアン・ルージュをパック詰めして地元のコンビニに10袋出荷したら、その日のうちに8袋まで売れてしまった事。こないだ新聞で紹介されたのが効いたのか。
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大量に収穫したシシリアン・ルージュ。どうしようかと思ったが、なんとか売れてよかった。

シシリアン・ルージュが凄く美味しくなってきた。最初生で食べた時にはあまり美味しくなくてガッカリしたのだが、ここにきて甘味も増し、何とも言えないコク深い味になってきている。トマト味が濃いのだ。コレを食べた後ではさすがの麗夏も水っぽく感じてしまうほどである。ウチのトマトを使ったフルコースを出している喫茶店でも、コレでスープを作ったのだが、すばらしく濃厚な美味しいモノになったらしい。やっと本領を発揮し始めたシシリアン・ルージュ。トマトっていうのは成長するにしたがって味がどんどん変わってくる。ってことは、これからまだまだ美味しくなるはず。
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こんな感じの袋で出荷している。なかなかかわいいのだが、中身が見えにくいのが欠点である。
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Author:HIBAGON
素人トマト事業も6年目。何年たっても素人なトマト。今年はどんなトマトができるのか。

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