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害虫アザミウマ発見!

梅雨で湿っぽい天気が続くが、ウチのトマト達は元気に頑張ってくれている。定植から3週間が経ったサンマルツアーノはやっと1段目に花が咲いて、2~3段目の花芽が着いている状態。麗夏はずいぶん幹が太くなってきている。っていうか太過ぎ。去年もそうだったが堆肥過多なんだと思う。葉っぱも茂りまくっている。その割りに1段目以降の実の着きが良くない。梅雨時期の開花となったため、受粉がうまくできていなかったのかもしれない。アイコ、シシリアン・ルージュは既に僕の背丈を越えるほどの成長ぶり。こっちは麗夏ほど幹も太くならず、若干徒長気味ながら良い感じに育っている。アイコはもう何度か収穫しているが、けっこう美味しく仕上がってきている。トマトの風味が強く、普通に美味しいトマトとしてみんなの評判もいいが、梅雨が明けて日差しが強くなってからの糖度の乗りに期待したい。シシリアン・ルージュはアイコ以上に実の着きがよく、ブドウの房状の果房が鈴生りになっている。色ずくにはもう少し時間がかかりそうだが、かなりの量の収穫ができそうである。
suzunari001.jpg

向かって左がアイコ。右がシシリアン・ルージュ。僕の身長を越えイボダケの高さも越えそうである。

先週、害虫発生のニュースをお届けした。去年も被害に遭った「アザミウマ」である。これは「スリップス」とも呼ばれ、トマトなどの実にタマゴを産み付ける虫である。この虫の被害に遭ったトマトは、白いでこぼこした斑点が実に現れ、商品価値が落ちる。トマトが赤く熟すうちに目立たなくはなるが売り物にはならないし、自分で食べるのも気持ち悪い。成虫は非常に小さいためほとんど目にすることはないとどっかのHPに書いてあった。
今年も去年と同じようにしぼんだ花びらを取る作業を続けているのだが、取った花びらを何気なくもてあそんでいるうちに小さな虫が這いだしてきたのを発見した。黒っぽい体長1mmほどの細い身体の昆虫で、指先まで歩いていってパッとどっかに飛んでいった。もしかしてこれが「アザミウマ」か?
azamiuma001.jpg


アザミウマはトマトの実がまだ小さいうちにタマゴを産み付けるらしい。ということは、まだ花びらが付いているうちに、その中に潜り込んでいてもおかしくはない。その後、花びら取りを続けながらその虫がいるかどうかを確認していった。すると、花びら30ヶにつき1匹ぐらいの割合でその虫がいることが判明。かなり高確率。そこで気になったのが、発見したアザミウマが既にタマゴを産み付けているのかどうかということ。まだタマゴを産む前だったとしたら、花びら取りはアザミウマ防除にも効果があることになる。さぁ実験開始。アザミウマを発見したトマトにマーキングをして、この後この実に斑点が発生するかを観察する。斑点がでないようであれば、タマゴが産み付けられる前に被害の発生を防いだ、ということになるが結果やいかに。
marking001.jpg

アザミウマが見つかった果房に誘引テープでマーキング。しばらく観察してみよう。
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素人トマト事業も6年目。何年たっても素人なトマト。今年はどんなトマトができるのか。

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