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計算外の3日目


より大きな地図で ルート66の旅 3日目 を表示

3日目。
今日の目玉はなんといってもグランドキャニオンとモニュメントバレーである。かなり回り道になるが、せっかくなのでちょっと無理してもこの2カ所だけは走りたい。距離的にもかなり厳しいと予測されるので、グランドキャニオンも見るだけ見たらさっさと通過する予定でいた。んが、しかし…である。

ウイリアムズののモーテルで6時からの朝食を食べる。バーストゥーのSuper 8で思いのほか豪華な朝食にありついたのでちょっと期待していたのだが、ウイリアムズではモーテルのロビーの一角に準備された極々質素な朝食であった。2日目以降の朝食は基本的にこのスタイル。簡単に内容を紹介すると、小さめの食パン、菓子パン、シリアル各種、薄っすいコーヒー、オレンジジュース、牛乳、ってな感じ。
3rd001-1.jpg
ロビーの一角にこんな感じの朝食コーナーがある。

3rd001-2.jpg
シリアルマッシ~ン。前面の取っ手をグリグリまわすと、ボロボロとシリアルが落ちてくる。


ココでHertzのナビのご紹介。シンプルで最低限な表示ながら日本語にも対応してるし実に役に立った。

後半ではトーストの無いモーテルもあって、朝飯はシリアルの牛乳がけが主食となっていく。それでも、朝が早い今回の旅では朝食の心配をせずに済むのは嬉しい。さっさと食べて、6時40分ごろにはM氏の運転で出発。州道64号線を北上。グランドキャニオンまでは約60マイル(100km弱)。勝手に砂漠を想像していたが、グランドキャニオンまでの道のりは緑が多くて気持ちがいい。
3rd001.jpg
緑が多くてもやっぱり地平線が見える景色。


ついでにムービー。

約1時間でグランドキャニオンの入り口に到着。入園ゲートで料金を払って公園内に入る。車でグランドキャニオンに行く人に忠告。入場ゲートは2レーンあるが、右側のレーンに入るように。左のレーンは入園パスを持っている人用のゲートなのだ。たぶん…。僕らはもちろん左に入って叱られる。グルッと迂回して右レーンから入り直す。7daysPASSと書いてあったような気がするが入園料が20$ぐらいだったと思う。
Grand Canyon001
ここだけの話し、2人とも英語はダメダメなのである。

走行距離が今までで最長なので、もったいないけどグランドキャニオンもチャッチャと写真撮って走り抜ける予定だった。迷路のような公園内の道をウロウロ走って土産物屋さんのある駐車場にたどり着く。ここで案内看板を確認しYavapai pointまで進む。駐車場に車を停めてビューポイントとおぼしき方向に歩くこと3分。絶景は突然現れる。
Grand Canyon002
しばし絶句。

こりゃスゲーや!写真じゃ表現出来そうにないな。深さがどのくらいあるのかよく解らんが、遥か下方に道が見える。ちゃんとした柵も無くて絶壁のフチまで歩いていける。落ちたら死ぬな、と思ったらこんな看板があった。
3rd006.jpg
日本人も落ちたのか?日本語の注意書きもある。


ムービーでも表現できん。

そうはいっても、いい加減出発しないと今夜の宿泊予定地、ニューメキシコ州のギャラップの街に日があるうちに辿り着けない。さっさと車に乗って64号線を東に向かう。んがしかし、64号線はグランドキャニオンの割れ目に沿って延びていて、車で走っていても何カ所もビューポイントがある。道沿いの広場のような小さい所もあって、ついつい見つけるたびに停まって景色に見とれてしまう。
3rd004.jpg
グランドキャニオンなのになぜかナスカなTシャツのM氏。

かなりの距離を走ったような気がするが、後で地図を見てみると「サウス・リム」いわゆる南側のフチをかすめて通ったにすぎない。最後の最後に「デザートビュー」と呼ばれるポイントに立ち寄る。ここにはレンガでできたような展望台がある。登ってみたが、飛行機から見るならともかく、数十メートル高い所から見ても特に違った感動はなかった。ギフトセンターでお土産を物色していたら、SDカードリーダーを発見!30$ちょっとだったが迷わず購入。田舎道ばかり走るので、入手は困難かと諦めかけていたが、こんな観光地で手に入るとは思わなかった。
3rd008.jpg
展望台から谷底を眺める僕。

時間はないが、何となく立ち去り難くアイスクリームを買ってノンビリしてしまう。結局、出発は午前11時前になってしまった。2時間半以上グランドキャニオンにいたことになる。計算外というかなんというか、700km以上ある今日の行程なのに、まだ100kmそこそこしか走ってない。64号線から、89号線を左折、次いで160号線を右折。ハショって書いているが、左折と右折の間は20マイルぐらいある。

あまり覚えてないが、このあたりで運転を代わる。詳しい知識があるわけじゃないけど、このあたりはアメリカインディアンの居留地になっているようである。道ばたに「本物のホピ族のお店」みたいな看板のある100円市場的な店を時々見かける。気がつくとあたりはすっかり砂漠である。グランドキャニオンを出て1時間ほど走ったチューバシティー(Tuba City)という街のとある交差点をすぎた所でM氏が「ケンタッキーフライドチキンがあった!」と叫ぶ。今日の道のりは、まともなレストランは望めそうも無かったので、昼ご飯はマクドかKFCあたりがあれば入ろうと話していた。引き返してみると、交差点からかなり遠くに確かに看板が見える。さすがケンタッキー好きのM氏である。さぁ、米国での初ケンタッキーは美味しいのか?
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砂漠の街にこつ然と現れるKFC。

砂漠の中の熱風が吹き荒れるチューバシティー。店の中はインディアンっぽい人もいるが黒人も多い。そんな中に生白い日本人が2人。なんか浮いてるなぁ。適当にセットを頼む。コーラはあいかわらずジャンボサイズ。フライドチキンは、ワンプレートにチキン2ピース、ビスケット、コールスローとマッシュポテトにソースがかかったものが乗っている。皿を乗せたトレーに、フライドチキンの衣のかけらが大量に散乱している。なぜか?僕はしっかり目撃したのだが、店のおねえさんが棚からプレートにフライドチキンを移す際、一回トレイに「ボテッ!」っと落としてしまったのである。おねえさんは特に気にする様子でもなく、トレイからプレートにチキンを移し、掃除するでもなくそのまま衣が散乱したトレイごと我々に提供された。

別に食べるのに支障はないので気にしなかったが、これほど場末感のあるケンタッキーは日本にはないだろうなぁ。お味の方は、フライドチキンはいつものケンタッキークオリティーでとても美味しかった。ビスケットはなぜだか形がグズグズである。コールスローは甘い!マッシュポテトはM氏の「かかってるソースが魚の餌の味がする」と、言葉が通じれば訴訟問題にでも発展しそうな発言で、僕も食べる気がしなくなる。
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チキンの間にはさまっているのが崩れたビスケット。左が魚釣りの餌の味がするソースがけマッシュポテト。

砂漠の街チューバシティーを後にし、モニュメントバレーの入り口の街カエンタ(Kayenta)を目指す。カエンタで給油の予定だがまだ80マイルは先。160号線をズンズン進む。午後1時半カエンタに到着。このあたりから、周りの風景がモニュメントバレーっぽい感じになってくる。「メサ」と呼ばれる独特な山というか隆起というか、そんな地形がボチボチ姿を見せ始める。カエンタから163号線を30分も走ると、あたりはもうあの西部劇の世界である。うぉー!雰囲気あるのー!まぁ、雰囲気っていうか本物だからね。
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まるごと西部劇の世界。もしくはバックトゥーザフューチャー3の世界である。

モニュメントバレー州立公園の看板をたよりに右折。迷うはずも無いシンプルな道だが、間違えて交差点手前のホテルみたいな所の駐車場に侵入してしまった。迂回して正しい道に入り直してしばらく進み、入り口ゲートで入園料を支払う。もう時間がないので、ここの滞在時間は「20分間」と決める。車から降りるとすごい風。しかし、ここも絶景なり!
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遥か下方に、メサ巡りツアーの車が見える。


熱風が吹きつける。

ここまでの旅で、日本人に会うことは無かった。基本的に田舎道を走って、アメリカ人しか行かないような観光地をまわってるわけで、それも当然なのだが、さすがにグランドキャニオンとモニュメントバレーでは日本人の姿をチョイチョイ見かけた。M氏以外の声の日本語が、3日目のくせにすごく久しぶりな気がして新鮮に感じた。結局30分ほどで出発。午後2時半。あとはギャラップの街まで走るだけ。「メサ」があるのはモニュメントバレーのあたりだけかと思っていたら、この後走っても走ってもメサだらけ。砂漠とメサと地平線。地球じゃないような景色の中を走る走る。
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同じような写真ですんません。もうずっとこんな感じなもんで。

163号線から160号線、491号線と普通なら絶対に迷いそうな道を、ネバーロストのおかげでサクサク進む。沈んでいく太陽と競争するように走るが、ギャラップの街に入る直前についに日没。日が沈むと一気に暗くなる。ギャラップの街はけっこう大きい街で、食事のできる繁華街に近い所にあるRamada innに停まろうとするが既に満員。結局いつものSuper 8を探して街はずれに向かう。Super 8はどっちかっていうと郊外や街の外れに位置している所が多いようだ。ネバーロストの指示するまま、高架からの狭い道から左折して広い道に出る。数百mほど先に見慣れたSuper 8の看板を発見する。するとM氏が「なんかクラクション鳴らされてるで」と。正面には対向車のライトが2つ3つ。ん?正面?「あがっ、ふがっ!」隣でM氏の言葉に鳴らない悲鳴が!ここでやっと道路の左側を走っていることに気がつく。慌ててハンドルを切って右車線に入る。ほぉーっ!交通量が少なくて助かった。ここまで順調に走ってきて、気が緩んだのか疲れが出たのか。心臓ドキドキしながらSuper 8に入る。

モーテルに入ったのが午後7時ごろ、と思ってたら米国国内時差で午後8時になってた。なんか1時間損した気分。食事に出るが、人通りも少なくなんとなく危険な雰囲気の街。かなり歩いてその名もEl Sombreroというメキシコ料理屋さんを見つけて入る。メニューには様々なメキシコ料理が書いてあるが、とりあえずステーキ。今日はミディアムで注文する。M氏は、なんとかチーズロールとかいうモノを注文。トルティーヤチップスにサルサソース付きとサラダが運ばれてきた。メキシコってことでコロナビールも頼む。
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サラダにかかっているドレッシングが辛い!

ミディアムで注文したステーキは大正解で、見た目はコゲコゲなんだけど、柔らかくてジューシーでうまい。M氏のなんとかロールは、タコスの皮でチーズっぽいモノをくるんでソースで和えたような料理が出てきた。どうもそうとう辛かったらしく、ビールを追加注文する。
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3枚目のステーキ。やっぱりミディアムがいい感じ。

ほどよく酔っぱらってモーテルに帰るが、後ろを知らんおっさんが(まぁ、会うヒトみんな知らんヒトなんだけどね)ずっとついてくる。あたりは薄暗いし、ビビりながらモーテルまで辿り着く。おっさんはそのまま通り過ぎていった。泊まり客も、昨日までは旅の老夫婦とかが主だったが、ここの客はヒスパニック系の労働者風若者が多い。ここのモーテルではやっとまともにネット接続ができた。カードリーダーも手に入れ、少し時間をかけて初めて本格的にブログの更新を行う。

3日目の走行距離:461マイル 737.6km
宿:Super 8 Gallup $62.14-(税込み)
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走っても、走っても、R66

ステーキの向こうのサルサソースが、メキシカンですね!?トマトジュース片手にテキーラいきました?砂漠の景色のすごさはCAの比ではありまっせんねー。ところで、以前、コーラにコーヒーを混ぜた飲み物をデリで売ってましたが、テキサスには変った飲み物や珍しい食い物はありましぇんでしたか?後半戦も楽しみにしておりやす。ご安全に。

Re: 走っても、走っても、R66

修行の旅も後半戦になって、砂漠から脱出して緑が濃くなってきました。
テキサスではありませんが、サンタフェの公園の屋台で売ってた「ビーフレッドチリ」なるモノを食べました。肉入り野菜炒めの思いっきり辛いヤツでした。すんごく旨そうに見えたのに…、ちょっとヘコミました。
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素人トマト事業も6年目。何年たっても素人なトマト。今年はどんなトマトができるのか。

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