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トマト農家の悦び

今週は連日ヒバゴン生鮮便へ出荷した。ボチボチよそのトマトの出荷が少なくなっていることもあり連日完売である。その合間に知合いの人からの注文も入ったりしている。食べた人からの評価もなかなか良くて「美味しかったよぉ」とか言われると素直に嬉しい。ただ、今年の僕は、とにかく教科書どおりに作ることしかしていない。「美味しく作る」というノウハウは何も無いのである。ウチのトマトが美味しいとすれば、それは麗夏という品種の持つ力であり、道後山高原という環境のなせる技だと思う。

この辺りが「生き物を育てる」という面白さ、難しさではないかと。子育てと似ている気もする(子供はいないが)。おそらく答えは幾通りもあって、それぞれの農家で独自の技があったりするんだろう。そういえば僕も「花びらを取る」という技を開発したなぁ。あれは効果があったのかしらん。

販売が好調で少しホッとしている。そうはいっても1日20kg~30kg程度収穫しているが、これが売れずに残ったりすることを考えるとゾッとする。変形していたり傷があるものも今のところほとんど残らず合宿施設などに販売出来ている。普段食べ慣れている桃太郎と食味はずいぶん違うので、お客さんに気に入ってもらえるかどうか、いまだに凄く心配で「美味しかった」といってもらうとホントに嬉しい。いつか、僕独自の美味しく作るノウハウを確立し、自信を持って「僕が作った美味しいトマト」とヒトに勧められるトマトを育ててみたいものである。
shukaku001.jpg

いや、美味しさには自信があるけど、僕の技術に自信が無いということなので誤解の無きように。
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素人トマト事業も6年目。何年たっても素人なトマト。今年はどんなトマトができるのか。

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