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番外編蕎麦紀行レポート

最近番外編ばっか。

40男4人で長野まで蕎麦を食いに行ってきた。40男4人と思っていたら、その内1人は既に50男であることが道中判明する。それぞれの仕事が終った午後8時、I氏の車に乗り合わせて出発。途中おやつを買い込んで(子供か!)新見ICから中国道に乗る。新見からはI氏に替って僕の運転。I氏の車はVolkswagen Vanagon。ハンドルは重いわ右ハンドルのくせにウインカーは左だわ大変なのだが、高速に入りスピードがのると怒濤の直進性と鬼のようなトルクを発揮する。そのまま一気に中国道を走りきり名神高速へ。養老SAでE氏と交代。後部座席で熟睡している間に中央道駒ヶ岳SAに到着。時刻は4時過ぎ。目指す伊那ICはすぐそこ。ここでちょっとみんなで仮眠をとることにする。

目が覚めて6時。さすがに蕎麦屋が開いている時間じゃない。すると無類のパン好きであるI氏が「伊那から1時間くらいのところに出来立てパンが食べられる道の駅がある!」とかなんとか言い始める。コラコラ。今回は蕎麦の旅でしょ。蕎麦しか食べないっていう男の誓いはどうなったの?まぁ、そうはいっても朝飯食べんとどうにもならないので、とりあえずそっち方面に向かうことに決定。伊那ICで降りて国道361号線を東に走る。高遠町というところに到着。まだ午前7時。高遠城趾公園という所を発見し見学。どうやら日本有数の桜の名所らしい。のんびり散策。この高遠町という所、町並みの落ち着いた雰囲気が不思議に心地よい。O氏が「高遠饅頭」という看板を発見。車で走っていると高遠饅頭のお店まで発見してしまい、しかも早朝から営業していた!当然立ち寄ってお買い物。僕もO氏におごってもらい高遠饅頭1個食べてしまった。

蕎麦旅行にやってきてパン屋に行く途中饅頭を食べてしまうという愚行を犯してしまった僕たちは、一路道の駅「南アルプスむら長谷」へ。出来立てパンが出来る午前9時まで道の駅でだらだら過ごす。ここのクロワッサンは美味かった!急ぐ旅でも無いので10時過ぎまでボンヤリ。重い腰をあげてついに第1号蕎麦屋を目指して走り始める。

今回の蕎麦紀行、記念すべき1食目は木祖村の奥、野麦峠の手前、奈川村の旅館「仙洛」の投汁(とうじ)蕎麦である。投汁蕎麦とは、土鍋で煮立っている出し汁に手かごに入れた蕎麦をくぐらせて食べる、しゃぶしゃぶ的な蕎麦なのである。出し汁は鳥出しで、野菜やキノコがたくさん入っている。うむ!美味しい。1人前が思った以上にたくさんあり、結構腹が膨らむ。
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上の土鍋の中で蕎麦をさっと暖める。

間髪入れず第2号蕎麦屋を目指す。次は本命の山形村「唐沢集落」である。ここは集落のほとんどの家が蕎麦屋という「蕎麦集落」である。まずは「そば幸」から。キレイに手入れされた庭を通ってお店に。
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お店といっても普通の旧い民家で、ふすまを外した広間に通される。午後1時くらいだったがほぼ満員。もりそば600円を注文。蕎麦が出るまで蕎麦茶で一服。この蕎麦茶がまた美味しい。出てきた蕎麦はいかにも田舎風、ちょっと色黒で太さもまちまち。口に入れるとパシっと角の立つ締め具合。噛みしめると蕎麦の香りが広がる。うむ、美味しい。
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蕎麦集落2軒目は「水舎」。唐沢集落の蕎麦屋はほとんどが民家なのに対してここは珍しく「蕎麦屋」らしい店構えの店。お客さんも行列が出来るほど多い。しばらく待たされて席に着いたが、ここからさらに待たされる。結局1時間近く待ったところで蕎麦が出てきた。僕はうかつにも居眠りをしてしまい、蕎麦の写真を撮りわすれてしまった。ここの蕎麦は「そば幸」と違い、切り方が丁寧、というか、きっちり切り揃えてある。若干粉が荒いのか表面がざらっとしている。のど越しは「そば幸」のほうがいいな。蕎麦の香りもあっちのほうが強かった。待たされたせいか評価も辛口である。普通盛りだったがかなり量が多かったため、みんな満腹。唐沢集落での蕎麦屋巡りは2軒で終了。
つづく。
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ということで、ここのそばの写真はナシ。
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素人トマト事業も6年目。何年たっても素人なトマト。今年はどんなトマトができるのか。

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